ロシアの攻撃の裏で
ロシアは、報復と称して、キーウに大規模な爆撃を行った。 ロシアが優勢とみられると思ったが、プーチン大統領の公開質問会があり、ロシアの実情について、BSーTBSで、特集をしていた。それによると、ロシアの現状は、かなり厳しいらしい。 11月のロシアのルーブル下落により、金利が上がっているという。23%に上がるかもしれないと思われたが、なんと政策金利が21%で据え置いたそうだ。銀行融資の金利は、金利38%。これでは、銀行からの借り入れは、破産宣告するようなものだそうだ。ロシア中銀のナビウリナ総裁は、ここまでロシア経済を引っ張ってきたが、ここまでになると、プーチンは高金利もやむなし路線を選ぶか、高金利で軍需産業が動かす戦争に影響しないようナビウリナ総裁を切るか、そういう権力闘争が決着を見るかもしれないと、北海道大学の服部教授は語っていた。 そんな金利にしなければ、いけないほど、ルーブルが下落しているならば、いよいよロシア経済も追い詰められていると言えよう。 どう考えてもインフレ率が22%くらいあるという。 しかし、これ以上金利を上げるのは、踏みとどまったらしい。 財政出動も続いているので、戦時経済によりバブルが続いている。兵士は、普通のロシア人の10倍の給料をもらっているらという。アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状況だ。 ま、トルコも50%の金利らしいが、金利を上げていなかったが、最近上げたらしい。 また、バターや航空機の部品が足りず、使える航空機がどんどん減っているらしい。 家賃は172%も上がっているらしい。 人手不足で、給料は上がっているらしいけれども。 プーチンが停戦に言及しているのは、このような状況があるらしいが、それにしても、爆撃が続いていて、暖房設備が使えなくなっているのは、ウクライナにとってつらいことだろう。